宇宙の発展の法則とは、縦の3段階を通過して完成されます。
物事の結果は、中心から始まり、主体であるプラスと対象であるマイナスが一つになり、回転する事により結果が生み出されます。
あるいは、同じ原理でエネルギーが出来るようになっているのです。
まだここでは詳しく説明しませんが、プリエネルギーという最初のエネルギーも同じ原理原則で成り立っています。
エネルギーとはこのように、 [ 中心→主体→対象→合成体 ] と回転して発展しているのですが、そのエネルギーの最も大元であるプリエネルギー、あるいは源エネルギーと表現しても良いのですが、このようなものが根底にあるのです。
しかし、現代科学はこの元エネルギーの正体についての答えを未だに出せずにいます。
例えば原子にしても陽子と電子とありますが、その間に中性子があるのです。
一体この中性子とは何か?どのような役割をしているのか?陽子、中性子、電子という感じになってくるのですが、そこでこの3数が出てくるわけです。
3数とは何か?主体と対象だけで見ると2となるのですが、最終的に3という存在が出てくるのです。
それは一体何であるのか?素粒子の世界を色々と追及していくと、やはり3という数字が出てきます。
別の観点で見た時も、3という数字が出てくるのです。
特に原子という存在で見た時に、その中性子というのは一体何か、この辺のところをもっと具体的な観点で見ると面白いものが見えてきます。
つまり、現代科学はこの中性子が何者であるかの答えを持っていないのです。
人間という一個の存在も、この4つの位置関係の中で確立しないといけないのです。
ひし形も必ず一人の人間の中で確立するのですが、人間をひし形図形に当てはめて考えると【 主体 】と【 対象 】がどこの部分に位置するかと言えば、【 心(主体) 】と【 体(対象) 】という捉え方になってきます。
心と体が完全に一つになった存在が本来の人間が完成すべき姿です。
ひし形の頂点には中心というものが明確にあり、人間にとっての中心の意味とは、人間が存在している目的となります。
それは真実なる愛、神の愛、神の目的である、愛の人格者の完成なのです。
神の目的と完全に一つになった心が、体と完全に一つになると、心と体のバランスの取れた本来願われる完成した一個の個人としての人格者の存在が確立するのです。
神(愛)+人間(心)=主体(心)⇒主体(心)+対象(体)=中心性(完成した人格者)
この4つの位置とは、中心である神と心が一つになることですが、これを家庭に置き変えて考えると、父母と完全に一つになった自分の心、その心と体と一つに成った結果の自分が本来の在るべき姿なのです。
父母と自分というものは、縦の関係として、完全に一つの同じ存在だと理解が出来るわけです。
そのように縦の関係を成立させないといけないのですが、それが1個の秩序が整った人間だと言えるのです。
個人のレベルでもこの4つの位置の完成を目指す事が人間の生きる最初の目的なのです。
それが家庭、地域、国家、世界、に発展して行くのです。
図の様に、中心があって、中心(父母)と主体(夫)が一つに成って、主体(夫)と対象(妻)が一つに成って、そして対象(妻)と和(子ども)が一つに成るという事なのです。
まず中心があり、中心(父母)と主体(息子)が一つに成って、主体(息子)と対象(嫁)が一つに成って、初めて中心から見てもう一つの対象(孫)が出来るという事なのです。